九州大学の公式ツールとして学生に広く利用されている「九大空き教室検索」アプリにおいて、初期開発フェーズにおけるフロントエンド領域を単独で設計・実装しました。
本アプリは、講義のない空き教室をリアルタイムで検索できるモバイルツールであり、キャンパス内の教室利用の効率化と学生生活の利便性向上を目的としています。現在はチーム体制での運用・アップデートを継続しており、安定稼働と機能改善を両立した開発体制を構築しています。
これまで学生は、学務が提供するPDF形式の教室利用一覧表を確認しながら、空いている教室を目視で探す必要がありました。この非効率な運用を改善するために、学務・開発チーム・学生の三者が協力し、データ取得からユーザー体験までを一気通貫で見直す議論が重ねられました。
新たな取り組みとして、学務から正式に提供される教室利用データを技術的に整備し、Webアプリ上での検索を可能にしたことで、大学内における「データに基づく教務支援」の実現にも寄与しました。
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